「人気」でも「SEO」?

中国のスターは、ブログでインチキ手口がばれてしまって、大事件になってきました。

最近、中国のポータルサイト「新浪网」のブログシステムがアップグレードされました。もともと書き込みの「匿名」のところはIPアドレスなどによって誰が書き込んだかわかるようになっていました。驚くことに、数人の俳優、歌手たちのブログで、その俳優、歌手に関する褒めたり、酷評したり、激励したり、告白したり、他のファンと口喧嘩したりする「匿名」の書き込みは、全部本人のIPからでした。

オリジナルニュースは「荆楚网」(楚天都市报):明星扮粉丝大搞“左右互搏”から

話題になっているスターたちは暇がなくて、ブログの内容までも他人に依頼して書いてもらっているという噂は確かに時々耳にしています。もちろん貴重な時間を犠牲して自分で人気を「作ろう」とする人はないとは言えませんが、ほとんどはエージェントによる「インチキ手口」なのでしょう。この手口で、「蜃気楼」のような「人気」が作られますが、一旦バブルが破裂したら、社会からの信頼が失われてしまって、いくら能力があっても、再び人気になるのは難しくなるでしょう。

サイトは人間と違って、捜索エンジンからの信頼を失っても、サーバーやドメインを変えることで「甦る」ことができると思う人は、中国でも日本でもきっと少なくないでしょう。信頼喪失の心配がないと思えば、思う存分にインチキソフトやBlack hat技術でのSEOができて、短い間人気に見えるサイトが確かに作れます。このインチキSEO方法でかなりの収入をもらえて、こっそりにこにこと笑いながら自分の賢さを自慢している人もいるでしょうね。

しかし、こんなサイトは長く続かないと思います。インターネットはWeb2.0まで発展してきたと共に、理念や環境も変わってきました。いつか「新浪网のブログシステムアップグレード」のような業界のアップグレードが行われると信じています。その時には、いいサイトだと判断する基準は単なるIP数、PV数、被リンク数ではなく、「どれくらいユーザーのニーズを満足させられるか」みたいなものになるでしょう。

SEOは重要だと言っても、どうやらせいぜい「ユーザーのニーズを満足させる」「手段」の一つに過ぎないでしょう。間違えて「目的」だと認識したら、「本末倒置」になります。そのままにしたら、いつか「甦らない」立場になってしまうかもしれません。

 

☆☆中国語の豆知識☆☆

四字熟語:本末倒置

ピンイン:běn mò dào zhì

解釈:

「本」と「末」はもともと「木」から発展した漢字です。

「本」は「木」の下のところに「一」を付けて、「樹の根」を表します。今は「基本」の意味も表します。

「末」は「木」の上のところに「一」を付けて、「樹の梢」を表します。今は「重要ではない細かいこと」の意味も表します。

「倒」は「逆」の意味です。

「置」は日本語と同様、「置く」の意味です。

意味:基本なことと不重要なことと、優先順位を逆にすること。日本語で言えば「本末転倒」になります。

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