百度(Baidu)、日本市場に2000万ドルの追加投資
百度(Baidu)についてのニュースをお送りいたします。
到目前为止,百度共在日本市场投入了860万美元。而在下半年百度将会继续增加与日本业务有关的活动,因此预计全年的开支在2000万~2500万美元之间。
百度(Baidu)はこれまでに日本市場に860万ドルの投資を行ってきた。百度は今年中に2000万~2500万ドルの総合投資を行うと予想されており、下半期も継続して日本での業務を拡大する見込みだ。
百度董事长兼首席执行官李彦宏表示,百度在日本市场的首要目标是提高现有的四款产品的质量,其中图片和视频搜索已经具有了一定的吸引力,因此接下来的重点会放在网络、博客搜索两个方面。
百度の取締役及びCEOの李彦宏は、「百度の日本市場における目標は現有の四つのプロダクトの質をアップさせることだ」「画像検索と動画検索はある程度の集客力を持つまでに発展してきた。これからはウェブ検索とブログ検索に力を注ぐ」と述べた。
2006年底,在中国搜索引擎市场大获全胜的百度宣布进入日本市场,与谷歌、雅虎短兵相接,李彦宏表示希望用三到五年时间能够占据日本搜索引擎5%~10%的市场分额。
中国の検索エンジン市場で勝ち抜いた百度は2006年末に日本市場への進出を宣言し、Google や Yahoo! とシェアを争うようになった。李彦宏は3~5年のうちに日本の検索エンジン市場の5~10%を占めることを望むと述べた。
オリジナルニュースは 网易科技:百度今年将在日本市场投入2000万美元 から
ちょっと皮肉な話かもしれませんが、Baidu.jp は中国企業が海外進出して作ったサイトにもかかわらず、中国国内からアクセス不可能になってしまっています。「四つのプロダクト」を中国語バージョンのと比べようとしても、今はちょっとできなくなってしまいます。
仕様がないので「四つのプロダクト」以外のことをちょっと無責任に推測してみました。
百度が中国で勝ち抜けた武器の一つは、優れた中国語検索技術を持っていることだといわれています。
百度の中国での宣伝文句は、「百度更懂中文(百度のほうが中国語をずっとわかってる)」です。ユーザーの習慣などを深く理解しているローカル企業ですから、世界強豪の Google にも打ち勝ったことも、不思議な話ではないでしょうね。
しかし日本に進出した百度は、「百度のほうが日本語をずっとわかってる」とはどうしても言えないでしょう。この武器を失った百度は、捜索領域で Google や Yahoo! と競うとき、苦しくなると思いますね。
百度が中国で勝ち抜けたもう一つの武器は、議論になっているMP3音楽無料ダウンロードサービスだといわれています。
残念な話ですが、国側が頑張っているとはいえ、国民のコピーライトや知的所有権についての認識は正直に言えばまだ薄い状態です。無料ダウンロードサービスはずっと議論になっていますが、こういう環境で、最もユーザーのニーズに満足させるサービスには違いないでしょう。
(恐らく百度が提供しなくても他のサイトが提供するようになるのでしょう。)
日本に進出して、反則だと思われる技を使うとその場でK.O.される可能性が高くて、つまり、この「もう一つの武器」を使えなくなってしまいました。
日本市場であっても、中国市場であっても、勝ち抜けるコツは、「他社にないサービスを提供できること、他社が提供できるサービスをもっと上手く安く提供できること」になるのでしょうね。百度の優れたところは「四つのプロダクト」にあるかもしれませんが、海外進出の中国企業としてはやはり「百度のほうが中国をずっとわかってる」ことにあると思います。日中の架け橋の領域を選ぶと、簡単に勝ち抜けるかもしれませんね。
李彦宏は頭のいい人ですから、きっといろいろ案があると思います。百度のこれからは楽しみになりますね。
関連ニュース
——2008年10月2日追記——
池田信夫さんのブログで、百度(Baidu)のMP3無料ダウンロードと日本進出についての記事は拝見して、勉強になりました。
興味のある方は BaiduがGoogleを抜く方法 をクリックしてご覧ください。
Tags: 中国のベンチャー投資事情, 百度(Baidu)