「ゴリラからの書き込み」?!

今日は池田信夫さんの「日本のウェブが中国に抜かれる日」を拝見して、勉強になりました(三好さん、情報ありがとう)。池田さんは、日本のブログの質を心配しているようで、

…日本のブログは「バカ」だの「死ね」だのという匿名の悪口で埋まっている。…そのとき匿名で他人の悪口をいうだけの日本のブログは、数は世界一かもしれないが、質は中国より低い。…

と書いてありますが、実は中国のブログはそこまでの質がなさそうで、上記の問題もあるようです。ただの「バカ」、「死ね」レベルだけではなくて、無意味な書き込みは、「沙发」という単語を新しい意味を持つまで進化させるほどあります。「沙发」についてBaiduすると:

沙发:「ソファー」の意味。今「一番速かった書き込み」の意味も表す。(2chの「1ゲット」の感じ)

由来:アダルト系の掲示板からだそうです。最初は、First floorに載せてあるエッチな画像を見て、「ソファーで●●する時に使える」という意味で、Second floorのところに簡略した表現の「ソファー(沙发)」を書き込んでいました。段々、「沙发」の新しい使い方が普通の掲示板まで展開して、一般の人はSecond floorに書いてある多数の「沙发」を見て、「一番速かった書き込み」だと誤解して、普及し始めました。

(自分も、「一番速かった書き込み」だと誤解した人間で、「まるでソファーに座ってゆっくりテレビとかを見ている感じ」かと勘違いしていました。)

時々、書き込みはほとんど「今日は沙发だ」とか、「残念だ、沙发に間に合わなかった」とか、「次回沙发に座るように」とかで、全然意味ないことがあります。

「沙发」が我慢できなくて、一人の中国の人気ブログのオーナーは「皆無意味な内容を書き込まないでくれ」と言ったりして、自分のブログの「○○人からの書き込み」のところを、「○○匹のゴリラからの書き込み」にチェンジしました。

鉴于人类一上网智商就变低,我迫不得已把经常在博客上留言的人称之为“黑猩猩”,现实中您可能冰雪聪明,但是上网之后就会变得弱智无比。我觉得这不是您的过错,而是技术的完善让人表达的时候变得非常容易,但是不意味会让您用正常的智商去表达,当一个人不用思考去表达,与黑猩猩无异。我这么做没有侮辱您的意思,只是希望,您如果想说话,最好动动脑子

—-不许联想:致猩猩から

人類はインターネットを使うと、IQが低くなるようです。しようがなくて、今日から書き込んでくれた人を「ゴリラ」と呼びます。現実世界で賢いのにネットを使うとバカになるのは人類のせいではなくて、技術はネット上で簡単に意見を表すまで発展したせいです。ですが、無責任に意見を表すべきでもありません。そうしたら、ゴリラと全然区別がありません。侮辱する気はないですが、ただ、意見を表す前に頭を使ってほしいです。

ブログのオーナーだけではなくて、 確かに、中国では当局もサイトや掲示板の内容を審査しています。しかし、それイコール中国のサイトやブログの質が高いのでもないと思います。理由は:

1、審査の対象は「反政府の書き込み」の有無で、「無意味な書き込み」の有無と関係ありません。「バカ」「死ね」の氾濫を防げません。

2、審査と言っても、人手で全部のサイトを一つ一つ見るわけではなくて、「敏感ワード」で検索してその結果の中で詳しく見ていると思います。「敏感ワード検索」を逃がしたらなんでも書けます。(例えば、「中国」が敏感になったら、「中 国」、「中-国」と書きます。)

(面白いのは、「沙发」が嫌いなブログのオーナーは、書き込みのところで「沙发」を敏感ワードにして、「沙发」の単語があったら書き込まれないように設定しましたが、賢いゴリラたちは、「沙~发」、「沙*发」、「沙バカ发」…と書き込み始めました。)

互联网时代的第一条规则是,我们所有人都联结成网,但没有一个人真正对此负责。
インターネット時代のルールNo.1は「ほとんどの人はインターネット経由でネットになったのですが、それに責任を取る人はいません」。

  —Thomas L. Friedman「The world is flat」

インターネットはただ「仮面を付けて踊る場所」を提供したたけで、問題は「何をしてもばれない」と知ったら人間はどう演じるかにあると思います。解決の方法は、人類が「何をしてもばれない」と知っていても悪いことをしないまで進化することか、インターネット自体がレボリューションして、「仮面を付けて互いに分からないが、一人のオーナーだけは全員の素顔を知っていて、悪いことをしたら今後誘わない」、そういう踊る場所を作ることですね。

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