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中国IT産業ニュース:「.CN」のドメイン1236万に

Tuesday, August 26th, 2008

今日は、中国IT産業に関するニュースを耳にしました。

中国インターネット情報センター(China Internet Network Information Center、略称CNNIC)が最近公開した情報によると、2008年7月末までで、「.CN」ドメイン(中国の国別ドメイン)登録数は1236万で、年間増加率は94.6%に達しました。「.CN」の「爆発的な」発展は、中国におけるインターネットの急速な発展を反映しているといえるでしょう。

上記の数字を読むと、中国のIT産業は結構急速に発展しているなと思う人が多いでしょう。では、新聞に書かれていない情報をご提供いたします。私から見て、「.CN」のドメイン数が激増する理由は、下記の二つにあると思います。

1、中国では、「.CN」ドメインの登録料金は超激安になりました。

2005年に「.CN」の登録料金は180人民元から35人民元へ一回値下げされまして、2007年の3月にはもう一回、1人民元(登録代+初年間料金)に値下げされました。今インフレ中の中国では、1人民元は満腹にさえなれない金額ですが、一年間の「.CN」ドメインが使えることは現実で、「今使わなくても一応登録してしまえ」と思う人も多いのでしょう。

2、中国では、SEOが普及し始めました。

SEO知識が普及したお陰で、サイト経由で儲かった中国人も年々増えています。サイト経由で儲けることができると知っている人の数も増えています。そのうち、SEOを「サイトの数さえ多ければ勝てる」と誤解している方も少なくないでしょう。どうせドメインも安いので、コピペの内容のサイトを量産し始めた個人/会社がいっぱい増えてきました。それもドメインの数が激増したもう一つの原因になるだろうと思います。

「数が多い=急速発展」ではないと思います。数より、質の方も大事だと思います。今は、質を問わずサイトがたくさんあれば絶対儲かると夢を見ている人が多いので、インターネット上にゴミサイトがいっぱいありますが、いつか皆目を覚ましてインターネットが浄化される日が来ると期待しています。

中国の求人サイトはなぜ腐ってだめになってしまったのか?

Tuesday, August 19th, 2008

中国の求人サイトの現状及びその原因についての文章をお送りいたします。文章が長くなってしまいますが、中国IT産業の現状をある程度理解しやすくなると思いますので、最後までご覧ください。

中国の求人サイトはなぜ腐ってだめになってしまったのか?

現在中国の求人サイトが面している状況をみると、求人サイトが市場を腐らせてしまったように思える。

ここでいう普遍的な現象とは、人材を募集する会社に多くの無意味な履歴書が届けられ、多くの時間を割いてそれらをふるい分けることになる、ということ。問題の核心をたどっていくと、なぜそんなに多くの無意味な履歴書が届くのか?ということにたどり着くのだが、これは単に履歴書を送るコストが安すぎることだけが原因なのであろうか。

JavaEye(作者が運営しているサイト)まで届いた履歴書からみると、この問題は存在していない。基本的に発送者の目的意識が高いため、あちこちに履歴書をばらまくことがないのだ。一方、51job(中国の規模の大きい求人サイト)などのサイトで前述の現象が出ているのは、実のところサイト自身がそうすることを推奨していることと大きな関係がある。

原因は実はとても簡単なことだ。同じだけの資金投入でどれだけ多くの履歴書が集まるか、という基準でHR担当者が求人サイトを評価しているためである。500人民元払って千通もの履歴書が届くのと、2000人民元でわずか20通だけという場合、最終的に採用する人材が後者に揃っていたとしても、HRとしては、きっと前者のサイトに予算を組むだろう。

51jobにとって、同業のほかの求人サイトとの早期における競争は、求人のコストを下げて履歴書バラ撒きを奨励することで優勢を作り上げてきたと言ってもいい。最終的にこのような局面を作り上げ、履歴書の単価コストによって求人効果を評価するようなHRを大量に生み出した(HRも専門的な技術や能力を持っていないため、履歴書の質を比べることができない)。

まさにこのような局面が作られたからこそ、無意味な履歴書が氾濫する結果を招いたのだが、応募者にとって、履歴書の発送にはコストこそかからないものの、その後の電話や面接におけるコストはなくならない。大事な会議中に面接通知が来たら、たまったものではないし、どこの会社のどの職種にエントリーしたのか自分でも覚えていないようなことになったら、面接本番で困るのはほかでもない自分自身だ。したがって履歴書のコストが下がったからといって、それが氾濫するとは限らないはずなのだ。

問題は、履歴書を何通送っても全く音沙汰がないことに応募者が気付いたことだ。なぜ音沙汰がないのか?求人を出した会社が一度に千通あまりもの履歴書を目にして、目を回したのだ。会社はある方法によってこの問題を解決しようとするが、その結果、条件に合っている多くの履歴書も容易く淘汰されてしまい、当選する確率はとても低くなる。こんなときに応募者ができる唯一のことといえば、履歴書を送って送って送りまくることくらいである。発送のコストも低いし、何も恐れることはない、送ってしまえ!というわけで週に1000通もの履歴書を同じ職種に何度も何度も送りつけ、HRを混乱させることになる。

最終的には、三方が共同で後押しする形で、現在の状況が作られたのだ。すなわち、サイトがHRの履歴書単価コスト評価の習慣を育てた結果、HRは履歴書の質より量を重視するようになった。サイトが履歴書のバラ撒きを推奨した結果、HRは履歴書の山を処理しきれなくなった。履歴書発信の効果が薄れ、応募者は狂ったように履歴書を送りつけるようになり、HRは更に履歴書を処理できなくなった。この繰り返しである。

ここにきてHRは愚痴の一つもこぼすであろう。求人サイトはその時を見逃すはずはない。我々が履歴書フィルタを開発いたしました、キーワードにしたがってふるい分ければ、何通来ようが楽に選べるではありませんか、とHRに宣伝する。やがてフィルタを導入したHRは一通ずつ履歴書を読むことはなくなり、キーワードで検索するだけになる。応募者の運が悪く、履歴書にそのキーワードがなかったら、どんなに素晴らしい履歴書でも、第一段階でふるい落とされてしまう。応募者は納得できない。「これだけ実力があり、職種もぴったりなのに……それなら沢山送っておこう。一つの職種に何度でも。それから範囲を広げて網を張っておこうか、これだけ種をまいておけばどこかで収穫もあるだろう」とこうして悪循環が続いていく。

「サイトがフィルタまで開発していながら、なぜ応募者が履歴書を送信した段階で振り分けないのか。HRに届く履歴書を減らせば有効ではないか。」という方もいるだろう。しかし、サイトは死んでもそんなことをするはずがない。なぜなら、そんなことをすれば、HRは履歴書が減ったことで単価コストが高すぎると感じ、このサイトには広告掲載の価値なし、と判断するからである。

サイトにとってはむしろHRに大量の履歴書が届くことで、人材のきわめて豊富な最高の求人サイトであると信じ込ませ、その後で付加的な有料サービスを提供することで、スパムと化している履歴書の中から必要な人材を探し出すのをサポートすることができるのだ。これによりサイトはビジネス上の目的を達成する。すなわち、低価格な求人サービスと大量の無用な履歴書によって会社を引きつけ、1ヶ月あるいは1年の定期会員にしてしまったうえで、その後の付加価値的サービスによって、真の利益増加を実現するわけである。

現在51jobの企業求人にかかる費用は、一社の広告が月に500人民元と非常に安いが、これでは儲かるどころではない。全くの赤字操業である。しかし、サイトが儲かるのはこれによるところではない。大量の履歴書を目の前にどうしようもなくなっている企業に提供するこのサービスこそが、利益の源泉なのだ。

私の個人的な観察によれば、求人サイトとはこういうものである。大企業の大口注文と大量の中小会員の付加的サービスによって利益を上げているのである。

会費と求人広告費では全く儲けていない。こうしたビジネスモデルゆえに、サイトが今後健全な方向に進んでいくとは言いがたい。ネット求人市場はこうして腐ってダメになってしまったのだ。

募集した企業の担当者が自ら履歴書を見るのは小規模の企業に見られることで、大企業では時間と労力の節約のため、HRが必要になってくる。しかし顧客を細かく分けてみると、大企業こそが求人サイトに収益の大部分をもたらしてくれるのであり、中小企業はわずかな比率を占めているにすぎない。

HRにとっては、データによって求人広告の投入効果を数値化する必要があるため、履歴書の数はその指標となり、使った金が妥当であるか直接決定することになるのだ。また、履歴書の振り分けが日常業務の一部であるHRによって、その仕事量を減らしてくれるツールが自然と必要となる。この二つは決して矛盾しない。

オリジナル文章は:网络招聘是如何被做烂掉的?から

これは同じビジネススタイルがたとえA国で成功したとしてもB国で必ずしも成功するとはいえないことの一例になるでしょう。

科学技術のお陰で、地球が「小さく」なってきました。世界のあちこちで、人は「同じ生活」を送ることができるようになりました(食事ならマックかKFCで、買い物ならwal-martでVISAカードを、休日はPSかWillでテレビゲーム、…)。日常生活を同一化させることは簡単ですが、長い歴史を経て深層に沈殿した文化や習慣が同一になることは難しく、むしろ不可能だと思っています。

ということで、ユーザーを分析することはいつでも重要だと思います。外観でユーザーを区別できない今ならなおさら重要だと思います。ユーザーのニーズを分からないと、最後まで笑えないでしょうね。

極秘ファイル:巨人网络(Giant Interactive Group)が51.comに投資する前に行なった調査

Monday, August 18th, 2008

以前このブログでも取り上げましたが、今年7月に巨人网络(Giant Interactive Group)はソーシャルネットワークサイト 51.com に対する5100万ドルの投資を行いました。その投資にまつわる資料『極秘ファイル:史玉柱が51.comに投資する前に行なったある調査の報告』が見つかりましたので日本語に翻訳してお送りします。

いつもは原文を併載していますが、今回は文章が長いので中国語抜きにしました。中国語に興味をお持ちの方は、リンク経由で原文をご覧ください。

極秘ファイル:史玉柱が51.comに投資する前に行なったある調査の報告

ある日、巨人网络(Giant Interactive Group)の知り合いが別れ際にくれたのは、史玉柱(訳注: 巨人网络のCEO)が51.comに投資する前に市場調査会社・ニールセンに委託して行なったある調査報告書だった。この報告書はニールセンが行なった51.comの6月中における調査データで、その中からいくつか抜き出してみた。

1、2008年6月、51.com全体のページインプレッション(Page Impression)は62億に達し、1か月のユニークユーザー(Unique Brower)数は1.7憶近かった。

コメント:PVが62億で6月は30日間だから、平均すると1日当たり2億余りということになる。

2、1か月のセッション(Session)数は3.5億近く。月一人当たり2.06回訪問していることになる。訪問者は51.comに平均毎回11分近く留まっている。

コメント:ユーザー平均毎回11分という滞在時間は十分長い。51.comにとってのポイントはなんとかしてユーザ訪問の回数を増やすことだ。月2回を3回にするだけでもすごいことになる。常に「売り買い」(51.comのミニゲーム)や「場所取り」(51.comのミニゲーム)をさせたり、携帯でのお知らせ機能などを増やすとか?
 
3、ユーザーの集中している地区は、広東(21.3%)、湖南(14.7%)、江蘇(7.7%)、浙江(6.3%)などの省及び重慶(3.8%)、北京(3.3%)、上海(3.1%)などの直轄市であった。

コメント:富裕層が比較的多い江蘇・浙江地区で14%に達し、北京・上海にもこんなに多くの51.comのユーザーがいるとは、意外だった。

 4、ユーザー層が若者に集中:35.5%のユーザーは18歳以下、50%近いユーザーは18-24歳の若者である。学生にも集中:在校生のユーザが23.4%を占めている。

コメント:ユーザ層が若いのは想定内だった。感覚的には51.comとQQのユーザ層はたいへん近いものがある。QQ上で普及活動をしていくのが一番効果的かも。でも下手するとTencentが黙っちゃおかないだろう。

史玉柱は若者向けのゲームを作ることを画策しているのではないか。それとも51.comがこの部分のユーザーを、網易、完美時空、金山、久游などに分け与えるとか。もちろん、史玉柱が久游を買収するようなことがあったら、51.comはすぐにでも彼らに自分のユーザを送り込んでやることだろう。

 5、51.comの日毎の最高値は各週の日曜日に出ている。うち6月8日が最も多く、独立訪問者数は900万を超え、ページの閲覧数も3憶近く、訪問回数は延べ1400万回、平均訪問滞在時間は11分53秒だった。

コメント:これは工場で働いている出稼ぎの兄ちゃん姉ちゃんたちの力によるものが大きいだろう。私の知る多くのメーカーでは休日は週に一回、日曜だけだった。みんなこの限られた日曜の時間を最大限に生かし、ネットでナンパやイケメンを見るに精力を注いでいるのだ。
 
6、高学歴層に集中:大専以上の学歴(在学中含む)が28.5%を占めた。

コメント:学歴がどうであれ、人間の原始的なニーズはみんな同じ。もしかしたら学歴が高いほど、それは強烈になっていくのかも。この比率を以前51.comが公言していた1.2憶の登録ユーザ数に掛けてみると、大専以上の学歴を持つユーザは3400万(!)ということに。しかしこれまでの我々の知っている51.comとは大分かけ離れているのでは。

7、51.comユーザのうち、半分以上は家庭の日常消費/ショッピングに関わっていた。そのうち、34.6%のユーザは日常家庭でのショッピングにおける消費の決定者であり、13.9%のユーザーは前の月に家庭内の他の構成家族より消費が多かった。

コメント:面白い。史玉柱はこのデータによって何をしようというだろうか。将来のスポンサー探しのため?おそらくは値を見積もった重要なパラメータなのだろう。

8、51.comの訪問者は現地の検索エンジン百度(Baidu)に入れ込んでいる。検索ソースのうち81%を占めていた。

コメント:史玉柱は李彦宏(訳注: 百度の総裁兼CEO)と密かに何かを企てているのでは?そうでなくてなぜこんなデータを調査する必要があるのだろうか?

オリジナル文章は:绝密:史玉柱投资51.com之前做的一份调研报告 から 

感想:

①巨人网络(Giant Interactive Group)と51.comはどちらも「付加値」を売っています。巨人网络の扱うそれは「占有欲」で、
51.comの方は「性欲(?)」になります。「飢餓」や「寒さ」で困らない今現在、上記の両方の欲望が盛んになってきました。それがユーザーが度々ログインする理由になるのでしょうね。

②QQにとってはもう一つの強いライバルが出てきました。連合してケーキを分けるか、競争して勝ち抜いた方がケーキを独占するかが今後の見ものになってきます。形的には(IMツールとSNSサイトで)違っていますが、競争になり得ないとは言えないでしょう。

③中国の校内网(Xiaonei)と日本のMixiについての調査結果(もしあるとしたら)に興味が湧いてきます。

関連ニュース

中国のIMソフト:QQについて

Thursday, August 14th, 2008
QQ

QQ

先日書いた『腾讯(Tencent)、Linux 版 QQ を正式リリース』では、QQのダウンロードURLをご紹介したのですが、QQはUnicodeを使っていないため、日本語のOS上では文字化けになってしまうようです。対策を探してみたところ、『中国語チャットQQのインストール方法と使い方の解説』という記事が見つかりましたが、一方で『「QQ」は日本語OSのパソコンには危険なソフトです!!』という記事も見つかりました。

4、5年前、自分が日本に留学した時は、QQがあるからいつでも家族と連絡ができていいなと思っていたのですが、QQ経由の中国語メッセージはみんな文字化けになってしまって、仕様がないので家族とローマ字のピンインでチャットしなければならず、結構大変でした。

(分かりやすく言えば、日本語でもローマ字の「ame」で「雨」と「飴」両方を示す可能性があるのと同様に、中国語でも同じ発音を持っている漢字が多くて、どの漢字とどの漢字でどういう風な組み合わせになるのかがまるでパズルのようになります。)

4、5年間が経っても同じ問題が存在していることにはちょっとびっくりしまして、原因をちょっと無責任に推測してみました。それは、

QQは国際化を考えていなかったかもしれません。

上記の推測を支える理由は:

1、QQは中国だけで十分「満腹まで食べられる」感じで、わざわざリスキーな国際化をする理由がありません。

「20-80の法則」の通りで、中国でユーザー数の一番多いIM(インスタント・メッセンジャー)ソフト及び一番規模の大きいSNSとして、現有の20%の中国ユーザーを維持したほうが、苦労して80%の海外ユーザーを追求するより効率がよくてコストが少ないのでしょう。

2、QQには進化する道が多数存在していて、国際化に進むべきとは限りません。

QQは文字化けの問題を解決していなかったのですが、進化していないとはいえません。MSNなどと競争しているうちに、QQはミニゲーム、スペース(ブログみたいなサービス)、ペット(ポケモンみたいなサービス)、アルバムなど数多くの周辺機能を開発(及びクローン)して、ユーザーに最も満足できるサービスを提供してきています。

つまり、QQは「横の展開」ではなく、「縦の展開」の道を選びました。

校内网(Xiaonei)、MSNのような強力なライバルが増え、ユーザーの要求も高くなってきましたから、QQにとっては国際化をする暇がしばらくないのかもしれません。

関連ニュース

「知人 有信 MSN(知り合い、信用あり、MSN)」MSNの反撃?

Wednesday, July 9th, 2008

最近、MSNが結構面白いCMのシリーズを出しました。

内容は大体同じですので、ひとつ目を翻訳して、二番目と三番目は映像のURLだけをご紹介します。

中国語で話しているのですが、面白く作るため、ほとんど方言でしゃべっています。中国語に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。

黄渤遭忽悠(黄渤さんは騙された)

覆面(偽物の副監督):あのう、撮影用の車がちょっと足りなくて、車を貸してもらっていい?
黄渤:君、誰?
(覆面が指を「パチン」と鳴らすと、周りの人たちは「○○監督」、「○○副監督」のボードを黄渤さんに見せます)
黄渤:(カギを渡しながら)ビルの前に泊めてあるよ。
覆面:ありがとう、感謝するぞ!
————
黄渤:副監督さん、副監督さん!これ教えて。
副監督:はい、はい。今はこのシーンを撮影したのでしょう?これからはこのシーンを。そして…
黄渤:あれ?君は誰??
字幕:また知らない人に騙された?
————
MSNのマーク+音楽+字幕
「グローバルで最もINなインスタントメッセージ(IM)ツール」
知っている人しか、フレンドリストへの追加依頼ができません」
スパムや詐欺を寄せつけません」
————
覆面:俺は黄渤だけど、車貸して。
黄渤:この野郎…
————
「知人 有信 MSN」

URL:http://www.tudou.com/programs/view/aG0E85wEAFA/

刘桦被黑 (刘桦は騙された)
URL:http://www.tudou.com/programs/view/XbPk-g_Jfvo/

黄渤,刘桦MSN社交篇 (MSN社交篇)
URL:http://www.tudou.com/programs/view/O85-RI6J_jA/

アンダーラインを引いたところにご注意ください。「知っている人」、「知らない人」、「スパムや詐欺」はMSNが強調したいポイントだと思います。なぜかというと、それらはQQがMSNより劣っているポイントだからです。

QQは匿名のチャットができます。匿名の状態なら:
匿名 → 詐欺
匿名+グループメッセージ → スパム
の可能性があって、実は日常的に発生しています。

MSNとQQはユーザー数をずっと競い合ってきました。MSNは上記のCMで、自分の特徴を強調しながらQQに反撃しているようですね。 

関連ニュース:QQ は Linux OS に

QQ は Linux OS に

Tuesday, July 8th, 2008

昨日,腾讯公司证实,Linux版QQ已进入测试阶段,并将于7月正式发布。据了解,该款QQ产品的特点之一是完全支持国产龙芯CPU,未来将在教育领域与龙芯进行捆绑推广。这也就意味着今后每台龙芯电脑都可预装腾讯官方的Linux QQ。

昨日(7月7日)、腾讯(Tencent)は現在最終テストの段階にあるLinux版のQQが7月リリースの予定と発表した。このバージョンのQQの特徴として中国国産CPU「龙芯」との互換性が高さがあり、今後は教育分野で「龙芯」とバンドルして展開する見込みだという。つまり、「龙芯」搭載のパソコンに腾讯のオフィシャル版Linux QQがバンドルして出荷されるようになる。

オリジナルニュースは 北京商報:腾讯本月将首推Linux QQ から

まずはQQについて簡単にご紹介します。

腾讯 QQ

QQはOICQ(Open ICQ)のニックネームで、腾讯(Tencent)が1999年から提供しているインスタントメッセージ(IM)ソフトです。ICQを真似したプロダクトですが、全部中国語で使いやすいため人気になりました。

いま中国で最も同時オンラインユーザーの多いソフトと言われています(もう一つはMSNで、Skypeはまあまあの感じ)。

MSNとQQはユーザー数をずっと競い合ってきました。QQはLinuxのOSに自らのブルーオーシャンを見つけたようです。

しかし、日本でもLinuxは主流のOSだと思われていないかも知れませんが、中国でのLinuxはなおさらで、「支流の支流」といった感じです。

このブルーオーシャンは腾讯(Tencent)社に泳げる広さを与えられるかとちょっと心配です。

今回の腾讯(Tencent)の動きに対してMSNがどう対抗するか楽しみです。

「ゴリラからの書き込み」?!

Monday, June 16th, 2008

今日は池田信夫さんの「日本のウェブが中国に抜かれる日」を拝見して、勉強になりました(三好さん、情報ありがとう)。池田さんは、日本のブログの質を心配しているようで、

…日本のブログは「バカ」だの「死ね」だのという匿名の悪口で埋まっている。…そのとき匿名で他人の悪口をいうだけの日本のブログは、数は世界一かもしれないが、質は中国より低い。…

と書いてありますが、実は中国のブログはそこまでの質がなさそうで、上記の問題もあるようです。ただの「バカ」、「死ね」レベルだけではなくて、無意味な書き込みは、「沙发」という単語を新しい意味を持つまで進化させるほどあります。「沙发」についてBaiduすると:

沙发:「ソファー」の意味。今「一番速かった書き込み」の意味も表す。(2chの「1ゲット」の感じ)

由来:アダルト系の掲示板からだそうです。最初は、First floorに載せてあるエッチな画像を見て、「ソファーで●●する時に使える」という意味で、Second floorのところに簡略した表現の「ソファー(沙发)」を書き込んでいました。段々、「沙发」の新しい使い方が普通の掲示板まで展開して、一般の人はSecond floorに書いてある多数の「沙发」を見て、「一番速かった書き込み」だと誤解して、普及し始めました。

(自分も、「一番速かった書き込み」だと誤解した人間で、「まるでソファーに座ってゆっくりテレビとかを見ている感じ」かと勘違いしていました。)

時々、書き込みはほとんど「今日は沙发だ」とか、「残念だ、沙发に間に合わなかった」とか、「次回沙发に座るように」とかで、全然意味ないことがあります。

「沙发」が我慢できなくて、一人の中国の人気ブログのオーナーは「皆無意味な内容を書き込まないでくれ」と言ったりして、自分のブログの「○○人からの書き込み」のところを、「○○匹のゴリラからの書き込み」にチェンジしました。

鉴于人类一上网智商就变低,我迫不得已把经常在博客上留言的人称之为“黑猩猩”,现实中您可能冰雪聪明,但是上网之后就会变得弱智无比。我觉得这不是您的过错,而是技术的完善让人表达的时候变得非常容易,但是不意味会让您用正常的智商去表达,当一个人不用思考去表达,与黑猩猩无异。我这么做没有侮辱您的意思,只是希望,您如果想说话,最好动动脑子

—-不许联想:致猩猩から

人類はインターネットを使うと、IQが低くなるようです。しようがなくて、今日から書き込んでくれた人を「ゴリラ」と呼びます。現実世界で賢いのにネットを使うとバカになるのは人類のせいではなくて、技術はネット上で簡単に意見を表すまで発展したせいです。ですが、無責任に意見を表すべきでもありません。そうしたら、ゴリラと全然区別がありません。侮辱する気はないですが、ただ、意見を表す前に頭を使ってほしいです。

ブログのオーナーだけではなくて、 確かに、中国では当局もサイトや掲示板の内容を審査しています。しかし、それイコール中国のサイトやブログの質が高いのでもないと思います。理由は:

1、審査の対象は「反政府の書き込み」の有無で、「無意味な書き込み」の有無と関係ありません。「バカ」「死ね」の氾濫を防げません。

2、審査と言っても、人手で全部のサイトを一つ一つ見るわけではなくて、「敏感ワード」で検索してその結果の中で詳しく見ていると思います。「敏感ワード検索」を逃がしたらなんでも書けます。(例えば、「中国」が敏感になったら、「中 国」、「中-国」と書きます。)

(面白いのは、「沙发」が嫌いなブログのオーナーは、書き込みのところで「沙发」を敏感ワードにして、「沙发」の単語があったら書き込まれないように設定しましたが、賢いゴリラたちは、「沙~发」、「沙*发」、「沙バカ发」…と書き込み始めました。)

互联网时代的第一条规则是,我们所有人都联结成网,但没有一个人真正对此负责。
インターネット時代のルールNo.1は「ほとんどの人はインターネット経由でネットになったのですが、それに責任を取る人はいません」。

  —Thomas L. Friedman「The world is flat」

インターネットはただ「仮面を付けて踊る場所」を提供したたけで、問題は「何をしてもばれない」と知ったら人間はどう演じるかにあると思います。解決の方法は、人類が「何をしてもばれない」と知っていても悪いことをしないまで進化することか、インターネット自体がレボリューションして、「仮面を付けて互いに分からないが、一人のオーナーだけは全員の素顔を知っていて、悪いことをしたら今後誘わない」、そういう踊る場所を作ることですね。

「人気」でも「SEO」?

Thursday, June 12th, 2008

中国のスターは、ブログでインチキ手口がばれてしまって、大事件になってきました。

最近、中国のポータルサイト「新浪网」のブログシステムがアップグレードされました。もともと書き込みの「匿名」のところはIPアドレスなどによって誰が書き込んだかわかるようになっていました。驚くことに、数人の俳優、歌手たちのブログで、その俳優、歌手に関する褒めたり、酷評したり、激励したり、告白したり、他のファンと口喧嘩したりする「匿名」の書き込みは、全部本人のIPからでした。

オリジナルニュースは「荆楚网」(楚天都市报):明星扮粉丝大搞“左右互搏”から

話題になっているスターたちは暇がなくて、ブログの内容までも他人に依頼して書いてもらっているという噂は確かに時々耳にしています。もちろん貴重な時間を犠牲して自分で人気を「作ろう」とする人はないとは言えませんが、ほとんどはエージェントによる「インチキ手口」なのでしょう。この手口で、「蜃気楼」のような「人気」が作られますが、一旦バブルが破裂したら、社会からの信頼が失われてしまって、いくら能力があっても、再び人気になるのは難しくなるでしょう。

サイトは人間と違って、捜索エンジンからの信頼を失っても、サーバーやドメインを変えることで「甦る」ことができると思う人は、中国でも日本でもきっと少なくないでしょう。信頼喪失の心配がないと思えば、思う存分にインチキソフトやBlack hat技術でのSEOができて、短い間人気に見えるサイトが確かに作れます。このインチキSEO方法でかなりの収入をもらえて、こっそりにこにこと笑いながら自分の賢さを自慢している人もいるでしょうね。

しかし、こんなサイトは長く続かないと思います。インターネットはWeb2.0まで発展してきたと共に、理念や環境も変わってきました。いつか「新浪网のブログシステムアップグレード」のような業界のアップグレードが行われると信じています。その時には、いいサイトだと判断する基準は単なるIP数、PV数、被リンク数ではなく、「どれくらいユーザーのニーズを満足させられるか」みたいなものになるでしょう。

SEOは重要だと言っても、どうやらせいぜい「ユーザーのニーズを満足させる」「手段」の一つに過ぎないでしょう。間違えて「目的」だと認識したら、「本末倒置」になります。そのままにしたら、いつか「甦らない」立場になってしまうかもしれません。

 

☆☆中国語の豆知識☆☆

四字熟語:本末倒置

ピンイン:běn mò dào zhì

解釈:

「本」と「末」はもともと「木」から発展した漢字です。

「本」は「木」の下のところに「一」を付けて、「樹の根」を表します。今は「基本」の意味も表します。

「末」は「木」の上のところに「一」を付けて、「樹の梢」を表します。今は「重要ではない細かいこと」の意味も表します。

「倒」は「逆」の意味です。

「置」は日本語と同様、「置く」の意味です。

意味:基本なことと不重要なことと、優先順位を逆にすること。日本語で言えば「本末転倒」になります。

中国語を基本から勉強するなら:Virtual中国語講座

SEOは本当に「簡単」?

Tuesday, June 10th, 2008

Zacさんのブログで、面白い文章を拝見しました。

最近、「SEOは簡単だ」という文章を読みました。文章の中の一言は:

普通のキーワードなら、IPが違っている300-500のブログかサイトを作って、皆一つのターゲットサイトにリンクしたら、ターゲットサイトの順位は簡単にトップになれます。

SEOは神技というほど難しいものではないですが、上記のような簡単なものでもないと思います。たとえこの方法で上位になれるとしても、どれくらいかかるかを計算してみましょう。300-500サイトのドメイン+サーバー代は年間四万~五万人民元で、人件費もプラスして、膨大な数字になってしまいます。ただの「普通のキーワード」のためにそこまで投入する人はいないでしょう。

以前からそう思ってきたのですが、95%のSEO技術は簡単です。本を読んだりして、試したりして、数か月の内に大体のノウハウを把握することができると思います。しかし、「大体のノウハウ」レベルと「達人」レベルはかなりの差があって、重要なのは、数か月の内に把握できなかった5%です。SEO業界で活躍している人だとしても、「簡単だ」と思うのではなくて、「全ての手段を全部使ってきたのになぜ上がらない?」と悩んでいる人も少なくないでしょう。

オリジナル文章:Zac の Blog: SEO很容易?

Zacさんの文章を読んで、中国の諺の「行百里者半九十」を思い出しました。SEOの知識と言えば、本サイトをご覧になる皆さんなら、知らない人はいないでしょう。「Metaタグにキーワードを上手く羅列すること」とか、「H1タグにキーワード使用すること」とか、「全ページの用語比率を注意すること」とか、GoogleでSEOノウハウを検索して、何回も練習したら、ほとんどの知識を身につけることは、難しくないでしょう。

90%以上クリアしたかに見えますが、実はそこまでは「半分」に過ぎないと思います。そこからは、いろいろなGoogleで検索しても分らない問題が出てきます。例えば、「SEOを100%徹底したサイトより、80%程度に適用したサイトのほうが逆に上位になったが、なぜなのか?」とか、「同じSEO手段を使っているのに、他のサイトは無事で、自分のサイトはインチキだと判断されて削除された。原因は何だろう?」とか、想像するだけで頭が痛くなりますね。「達人」レベルになるため、努力はもちろん、かなりの時間や経験の積み重ねも必要であって、「簡単」であるわけではないでしょう。

SEOの業界だけではなく、何の業界でもピラミットの形で、上に行けば行くほど、競争が激しくなって、難しくなります。しかし、上昇すると共に、収益や知名度なども数倍か数十倍に拡大できると思います。何の業界でも、途中までは難しくありませんが、頂上に近づけば必ず簡単でなくなるものです。

 

☆☆中国語の豆知識☆☆

コトワザ:行百里者半九十

ピンイン:xíng bǎi lǐ zhě bàn jiǔ shí

出典:「戦国策」

意味:百里を行く者は、九十里を半ばにせよ。

中国語を基本から勉強するなら:Virtual中国語講座