Yahoo! Japan の立役者が百度に鞍替え — 日本の検索市場にまもなく変動が?!
Thursday, August 7th, 2008百度(Baidu)の日本市場における動きについてのニュースです。
2008年8月1日,全球第二大独立搜索引擎百度宣布任命井上俊一为百度日本总裁。井上俊一在日本具有长达10年的互联网搜索从业经验,在加盟百度之前,井上俊一是雅虎日本主管搜索业务的副总裁,负责雅虎日本所有的搜索产品,为雅虎在日本市场上成为市场占有率最高的搜索引擎做出了重要贡献。因此,业界评论认为,井上俊一这员雅虎大将的转投百度,将帮助后者进一步提升在日市场份额,变动日本搜索产业竞争格局。
2008年8月1日、検索エンジン世界第二位の百度(Baidu)は井上俊一氏を日本総裁に任命したと発表した。井上氏は日本において10年以上の長期にわたりネット検索に携わった経験を持っており、百度参加前にはYahoo! Japanの検索業務副総裁(事業部長)を担当、すべての検索製品に関わり、Yahoo検索が日本市場において最大のシェアを手に入れるのに大きく貢献したといわれる。そのため、業界ではこのYahoo! Japanの立役者が百度に鞍替えすれば、百度の日本市場における更なるシェア拡大につながり、日本の検索業界の競争局面に変動が起こるとみている。
在日本,市场占有率最高的搜索引擎为雅虎,市场份额超过50%,排在其后的为Google,市场份额约在35%左右,而除了这两大搜索引擎之外,还有MSN、ask.jp、sagool、marsflag等近十家搜索引擎跻身其中。
日本において最大のシェアを誇る検索エンジンはYahoo! Japan(50%)であり、次いで Google(約35%)、この両巨頭以外ではMSN、ask.jp、sagool、marsflagなどの検索エンジンがせめぎ合っているのが現状だ。
尽管竞争格局看似复杂,但百度一出场便有王者气概,为这个市场带来了一支重量级的“战略力量”。早在今年上半年,百度正式进军日本市场一个月时,便已凭借视频搜索、博客搜索等富有特色的本土化产品,成为跃升为日本第四大的独立搜索引擎,在速度、运行稳定方面也全面赶超日本市场的主要竞争对手。
競争の局面は複雑に見えるが、百度は登場以来その王者の風格を漂わせ、この市場にヘビー級のパワーをもたらしている。今年上半期、日本進出から一ヶ月を迎えた段階で、百度はその特色を打ち出せる動画検索やブログ検索などのサービスで日本の四大検索エンジンの一角に躍り出たばかりか、スピード、安定感の面でも他のライバルエンジンを凌駕している。
随后,百度与日本搜索引擎技术的主要研发力量——日本著名高校早稻田大学的合作研发协议,更是帮助百度在日本市场获得了强有力的技术支持。而井上的加入,则意味着百度日本在产品、技术研发步步推进的同时,在人才方面取得了巨大突破,开始了三足具备、鼎力江湖的新发展阶段。日本搜索市场的大变局发生的日期因此日益临近。
それにとどまらず、百度は続いて日本の検索エンジン技術の拠り所となる研究開発機関 — 早稲田大学と研究開発において協力関係を結んだ。これにより百度は日本市場で強力な技術面でのサポートを手に入れたことになる。その上さらに井上俊一氏の加入で、百度は日本市場において、製品、技術研究開発を着々と進めるのと同時に、人材の登用においても大きな打開策を見出したといえる。まさに、必要なものがすべて揃い、この業界において揺るぎない地位を確立するという新たな発展の段階の始まりを意味するものではないだろうか。日本の検索市場の大変動が日に日に近づいている。
当年百度在中国市场上也是在竞争对手已经拥有先发优势的情况下“仰攻”,并奠定了如今领先的地位。中文搜索与日文搜索颇为相似,如今在日本市场上,“百度仅今年对日本市场的投入就高达2000万美金,是其当年开拓中国市场时所获得的资金支持的数十倍,而其在搜索引擎技术、运营和研发方面的丰富经验,已远胜当年。这也为百度搅动日本搜索市场、夺取更多市场份额,奠定了坚实的基础。
百度は中国市場においても、ライバルたちが先に展開するのを追いかける情況にありながら、「仰攻」を仕掛け、現在のトップの地位を築き上げた実績がある。中国語検索は日本語検索と非常に似通ったところがあり、また資金の面では今年日本の市場へ投入したものだけで2000万ドルになり、当時の中国市場開拓で得た資金の数十倍にあたる。一方、検索エンジンの技術、運営と研究開発での豊富な経験は、当時をはるかに上回っている。これもまた百度が日本の検索エンジン市場を席巻し、更なるシェアを奪取するための強固な基盤となっている。
オリジナルニュースは:eNet硅谷动力 雅虎大将转投百度 日本搜索格局变动在即 から
中国国内で流しているニュースですから百度を褒め称えるようなニュースになってしまいますが、私の素直な感想としても、井上俊一さんの加入は「如虎添翼」となるような気がします。
しかし、気になるポイントが二つあります。
一つは、井上俊一氏の加入後、百度はどういう風にリードされるのでしょうか。
井上さんは百度に参加したと言っても、知らず知らずの内に肌で覚えている Yahoo! 時代のやり方で百度をリードしてしまうかもしれません。だんだんと市場シェアがアップすることは間違いないと思いますが、その時の百度は Yahoo! に似ている百度になってしまっているかもしれません。百度らしい特徴が薄れてしまう恐れがないとは言えないでしょう。
そしてもう一つ、日本での「仰攻」は中国での場合のようにはいかないでしょうが、百度の勝ち目はどれくらいあるのでしょうか。
中国での「仰攻」と言えば、まさしく Google を相手に勝ち抜けたことでしょう。Google に対する勝利は、「後手でありながらも、自分の領土で相手を凌駕した」、つまり、「天の時は得られずとも地の利を得た」ための勝利だったと理解したらいいでしょう。ところが日本への進出なら、「後手であり、かつ、ライバルの領土でライバルと競争する(対 Yahoo! Japan)」か、「後手であり、ライバルと第三の戦場で競争する(対 Google)」、つまり、「天の時、地の利」いずれも占めてはいません。ですから、「当時の中国市場開拓で得た資金の数十倍」であっても、必ず成功するとは言えないばかりでなく、百度は恐らく苦戦するでしょう。
不利だとはいえ、それでも事の成否は人のやり方次第です。百度のこれからの動きを楽しみにしましょう。
☆☆中国語の豆知識☆☆
コトワザ:如虎添翼
ピンイン:rú hǔ tiān yì
解 釈:
「如」は、○○の如くの意味。
「虎」は、文字通りで、トラ。
「添」は、添えること。
「翼」は、文字通りで、ツバサ。
意 味:トラに翼を添えたよう。日本の諺の「鬼に金棒」と意味が同じ。
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